このノートはあまり楽しいものではないと思いますが、人生で初めて農業用確定申告・青色申告をすることになった方にちょっとでも参考になればと思い書いてみることにしました。

　何もわからなかった自分が、どうやって帳簿付けをしてきたかを書いていきます。まだまだ、経営とは何ぞ？ですが書類の管理や仕分けの仕方のような一番最初の形が出来るまでをお伝えできればと思います。





　もう何年になるかな？母から帳簿を任されるようになったのは6年ほど前だったかな？

　母は長年、元帳ノートに鉛筆と電卓で帳簿をつけていたようで、渡された年の領収書が入った菓子箱と昨年の帳簿を見本に渡してくれました。
毎冬、こたつでぽつぽつと帳簿に向かっている母の姿は見ていたものの～自分が携わるのはまだ先の事かなって思ってた。


　初めて渡された瞬間・・・ついに来たか！人生で出来れば避けて通りたいお金の勉強する時が～。と思いました。


　初めての帳簿付けの冬は、何が何だかわからずにとにかく母の真似をして領収書を仕分けして、勘定科目ごとにノートに鉛筆で数字を書き込んで、電卓をたたいて検算・・・検算を3回すると3回とも数字が違うことは多々。。。
この根気のいる作業を毎冬してきたのかと思うと母はすごいなと頭が上がらず、上手くできず何もわからない苦しさから気持ちも上がらずでした。何年もやってきているからと言って分かっている事と、教える事は違うようで母も父も決して教え上手ではなく。

　これがわからないと聞くと、
「俺はさんざんやってきたから～これはあれだな・・・」とか「なんだかよくわからん」的な感じで私の質問自体が変だったのか分かりやすい回答はあまりもらえなかった。

　なんだかんだで旦那と協力して母のお手本をもとに帳簿を作り、申告用の計算を済ませて提出したのが一年目です。