本格的な栽培を始めて４年目ですが、毎年、なにがしかの問題が起こります。

今年は、植え付けた苗が、そっくり無くなる「根きり虫被害」が多発しています。

「夜が」の幼虫である「根きり虫」は、根ではなく根本の茎をプッチと切断し、その上部を土の中に引きずり込みながら、全てを食べつくします。

今期は、苗の発芽率が悪く、計画株数に至らなかったため、植え付けの株間を３ｍとしたので、１本無くなると、６ｍ、２本だと９ｍも間が空いてしまいます。

被害にあった苗の根の周囲を掘り起こし、「害虫」を捜索しても見つかりません。再び新たなものを植え付けても、翌日には無くなっています。

そんな状況ですが、残っている苗は順調に蔓を伸ばしています。広くなったネットに自由に蔓を伸ばし、１株当たり収穫量が増えれば、それは効率的な栽培が実現できるかも？と、期待しながら見まもっています。

圃場の状況

苗の状況

ハウス内の自然発芽苗