実生のいちご 栽培中 読者になる
いちご-品種不明 | 栽培地域 : 茨城県 つくばみらい市 天候 | 栽培方針 : 無農薬栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 室内 | 栽培面積 : 0.2㎡ | 種から | 1株 |
作業日 : 2020-01-05 | 2019-12-29~7日目 | 9.3℃ -1.4℃ 湿度:64% 積算温度:12.2 ℃ |
冷凍イチゴの種まき
種の選別が終わり、次は種まきですが、イチゴの種をまくときの注意点は幾つかあるようです。
一つ目は好光性。これは覆土しなければ良いのですが、種が乾きやすくなるので小まめな給水が必要。自分は水切れさせやすい好光性種子が苦手で、特にレタスの種まきは失敗が多いです。
二つ目は種の休眠。すぐに蒔いても発芽する品種と、一定期間低温にあてないと発芽しにくい品種があり、古い文献によると低温処理するなら少なくとも30日とのことですが、最近は薬剤処理で簡単に休眠打破できるので、面倒な低温処理は行われていないようです。今回は冷凍+冷蔵期間が1ヶ月弱ある状態です。
三つ目は温度。20~25℃が適温のようで、15~30℃で変温させると更に発芽率が向上するという報告もありました。そこで、室内のあちこちで温度を測ってみたところ、冷蔵庫の放熱板の上が20~28℃の範囲で温度変化しており、温度としては最も適していました。
これで一通り準備が整ったので、種をまきます。ポットの大きさは5cm、数は育苗器に入れられる12個として、それぞれのポットに種まき用の土を入れ12粒ずつ種をまきました。その後水を張ったトレイにポットを入れ、トレイを冷蔵庫の放熱板の上に。後は時々給水しながら発芽を待ちます。
5cmポットに種まき
冷蔵庫の放熱板の上にトレイを設置
種まき前の温度測定結果