肥料について その1 各成分の役割
♪肥料の三大成分=チッ素(N)、リン(P)、カリ(K)
☆☆チッ素(N)
葉っぱの育成に
☆☆リン(P)
花や果実に
※ネット上のQ&Aには「レモンは甘くないからリン成分はさほど必要ない」という回答が散見されるので、花の蜜や果実の甘みを作るために必要な肥料成分であると思われる。
☆☆カリ(K)
根っこの育成に
肥料の説明はこの3つの成分の比率を、製品100g中に含まれるグラム数として掲示される(NPK比)。
♪2次要素=カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、硫黄(S)
☆カルシウム(Ca)
石灰成分。土壌のpHを調節する使い方でまかなう。カルシウム過多に注意する。
☆☆マグネシウム(Mg)
苦土、と呼ばれる。葉緑素形成に不可欠。
※常緑樹であるレモンは不足しやすい。
[硫黄(S)
日本の畑には特にわざわざ肥料として足す必要はない。]
[微量要素=鉄、マンガン、ホウ素、モリブデン、亜鉛、銅、塩素
これらも、特に肥料として足すものではない。活力剤には含まれることがある。どちらかといえば過多に注意。]
レモンにやる肥料としては
1. NPKがだいたい同量で含まれている
2. マグネシウム(苦土)が含まれる
3. 簡単に肥料切れしない
の3つが必要となる。