化成肥料
【メリット】
☆計算された、植物に必要な量のNPKが含まれている
ただし、大抵の化成肥料はNPK以外は入っていません。表示は確認して買いたいですね。
☆臭わない
全く、ではないけどね。肥料成分の窒素もリンも、人間は排泄物の臭いとして慣れているものです。
【デメリット】
☆いい肥料は高い(肥料が自作できる人にとってはコスパが悪い)
☆微生物が育たないので土は硬くなります
☆計算された成分以外は入っていない。
計算外の出来事って、自然を相手にするとつきものなので…全て計算されているものだけに頼るのはそれはそれでキツいものがある。自分にかかる労力として跳ね返ってくる気がする。計算されて作られていることは初めて育てる人や鉢数が少ない人にはメリットでしょうが、長く続けるとか数を育てるとかになるとデメリットに化けたりもする。
有機肥料
【メリット】
☆長く効く
☆微生物が育つ
植物にとって根っこを伸ばしやすくできる
☆手作り可能=コスパを上げられる
あくまでそのスキルが身につけば、の話
【デメリット】
☆臭う
集合住宅では鉢を置く場所などに注意
☆虫が湧きやすい
梅雨時や夏はリスクアップ
☆水をやりすぎて乾く時間がないと鉢の中でヘドロ化してしまう
自分の中で水やりに不安がある間は(=水やりに慣れるまでは)、化成肥料に頼るほうがよいと思いました。わたしはこれが理由で枯らしてしまったものが多いです。
☆微生物のバランスが崩れてしまうと病原菌が住みやすくなるetc.
団粒構造とか微生物の増加により元気に育つとか、そういうのはあくまで「土の微生物のバランスが良い状態に保てるならば」の話。めちゃくちゃ元気だった株が水やりの失敗で一気に弱るなど、「微生物が育つ」ことも必ずしもメリットではないです。育てるのに失敗したら植物も枯れますし、肥料成分が程よい状態で残っていてもこの土はしっかりと乾かすまでは使い物にはならない。
ただし、水をやりすぎたらどんな植物でも枯れるので。。有機肥料は植物を育てる楽しさも難しさも2倍3倍に上げてしまう=好不調の波が大きくなるので、それを「醍醐味」と感じるか「ハードル」と感じるかは人次第。。
水をやりすぎて有機肥料がダメになったらしっかり乾かせばよい肥料にもどりますよ〜♪そういう意味では有機肥料は「失敗は成功の元」に簡単に化けるものだと思います( ̄∀ ̄)b
メリットとデメリットは組み合わせ次第でうまく「存在しないデメリット」にできたりしますから…
例えば、「有機肥料は元肥として使って追肥は化成肥料にする」などはとても有効だと思います。ただし、化成肥料は計算外のことはできないので、レモンならば「柑橘の肥料」を買ってトリセツ通りに使いましょう、てことになるんですよね。。わたしは、お金をケチったのです、ぐすん。。( ; ; )
うちみたいに「そんなにかけれるお金はないわ〜」という人は、自分の使いやすいコンポストを工夫したり水やりもスキルとして身につけたり。「お金は手間暇技術で浮かせましょう」てことになります。。手をかけた分元気になってくれるのが植物なので、それはそれで
とてもやりがいのあること✨
だとわたしは思います( ̄∀ ̄)〜♪