我が家の畑で、安納芋の良い栽培ができる条件がいったいどういったものか、忘備録も兼ねて記録を開始しました。テストする条件は①肥料の窒素、カリウムなどの与え方と②苗のカット方法、根張の条件変更です。

昨年度までに一般的な栽培の仕方(肥料わずか、水平植え)で安納芋を栽培しており、小さい芋も含めると約30株程度の栽培量で、50kg程度の収穫が得られました。しかし、サイズのばらつきが多いことと、株あたりの収量が若干少なかったこと、加えて畑によって味のばらつきが大きいということがあり、あまぁく、とろとろの安納芋が得られる条件が何か実験してみようと思い記録を開始しました。

テストの条件は肥料の割合【ぼかし・ケイ酸カリウム・鶏糞】の変更と苗の植え付け状態【慣行・成長点カット・菅野式4節・3節・2節・菅野式一週間ポット苗、2周間ポット苗】です。



肥料の与え方については
(a):ぼかし肥料2kg程度、ケイ酸カリウム50g程度、鶏糞200g程度＠写真奥
(b):ぼかし肥料2kg程度、ケイ酸カリウム30g程度、鶏糞200g程度＠写真中央
(c):鶏糞200g程度のみ＠写真前
この条件のものを3畝つくり、そこに苗の植え付け方法を変えて条件をふりました。
①慣行：苗を取り置き2日間バケツに漬け発根
②成長点カット：①と同じ苗を、植える直前に成長点だけカット
③菅野式4節：①の苗の成長点をカットして、節を4節だけにして植え付け
④菅野式3節：③の3本版
⑤菅野式2節：③の2本版
⑥1週間ポット苗：2～3節程度をポットに入れビニールハウスで一週間待った物
⑦2周間ポット苗：⑥の2周間待機版

その他条件で共通して苗はハウスで種芋から栽培したもので、植え付け一週間だけ藁で乾燥保護しています。そしてコンパニオンプランツで畝の脇に枝豆を植え付ける予定です。

①慣行～⑤菅野式2節

⑥1週間⑦2週間ポット苗

藁で乾燥保護