安納芋栽培条件試験【2021_さつまいも】 栽培中 読者になる
安納芋 | 栽培地域 : 長野県 飯田市 天候 | 栽培方針 : 無農薬栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 畑 | 栽培面積 : 30㎡ | 苗から | 70株 |
作業日 : 2021-05-15 | 2021-04-30~15日目 | 28.9℃ 13.2℃ 湿度:63% 積算温度:240.0 ℃ |
各種条件の比較結果詳細【全体経過観察@2週間】
肥料/カット条件比較栽培試験の5/15日時点での畝全体の確認結果詳細です。
報告がサボり気味で、かなり遅れてしまいました。
慣行苗より頂芽が存在しない苗の方がダメージが受けやすいのではという一週間前の報告は、時間経過で慣行も萎れが発生するようになり、差異が縮まりました。
影響はあるものの、慣行で全く問題が無いわけではなさそうです。ただ成長点が無い苗で一部状態が悪化し、葉が全滅した苗が発生しました。
なお先行して全滅した紅はるかは、新規発芽が起きていました
唯一ポットで発根させた苗に関しては、全く萎えもダメージも無かったため、確実な活着を求めるのであればポット発根苗が簡単に出来そうです。またポット苗は九割がた新規発芽をしているため、今後の成長が期待大です。
条件は下記の通りです。
(a):ぼかし肥料、ケイ酸カリウム多め、鶏糞
(b):ぼかし肥料、ケイ酸カリウム、鶏糞
(c):鶏糞のみ
①慣行:各畝5本+追加3本
②成長点カット:各畝3本+追加3本
③4節菅野式:各畝2本
④3節菅野式:各畝2本
⑤2節菅野式:各畝2本
⑥ポット苗1週:各畝3本
⑦ポット苗2週:各畝3本
⑧紅はるか:各畝7本※慣行苗
条件ごとの各状態数は以下のようになりました。
葉の全滅が過去発生した後に復活したものも含みます。
■全ての葉の萎れ、ダメージ発生数
(a)①3(1+2)②4(3+1)③1④0⑤0⑥0⑦0⑧5
(b)①3(0+3)②2(0+2)③1④1⑤1⑥0⑦0⑧3
(c)①4(2+2)②4(1+3)③1④1⑤0⑥0⑦0⑧2
※葉の全滅を含む
■葉の全滅
(a)①0②1③0④0⑤0⑥0⑦0⑧1
(b)①0②0③0④1⑤0⑥0⑦0⑧3
(c)①0②0③0④0⑤0⑥0⑦0⑧0
■新規発芽
(a)①-②0③0④0⑤0⑥3⑦3⑧-
(b)①-②0③0④0⑤0⑥2⑦3⑧-
(c)①-②0③0④0⑤0⑥3⑦3⑧-
※元々頂芽があったものは除く
■葉の褐変
(a)①1(0+1)②0(0+0)③1④2⑤2⑥3⑦3⑧0
(b)①0(0+0)②1(0+1)③2④1⑤1⑥3⑦3⑧0
(c)①2(0+2)②2(2+0)③1④1⑤2⑥3⑦3⑧0
葉の全滅後復活した紅はるか
葉が全滅した菅野式