2021 玉ねぎ ノンクーラ(中晩生)
今年はノンクーラを栽培 栽培方法は泉州中甲高黄に準ずる。
育苗はセルポット200を今年から利用
畝幅100 低畝 株間15cm ワラマルチ
ねぎ科
ネギ 玉ねぎ にら
連作障害少ない
相性悪い
pH 6~6.5
抽苔条件 下記
種子特性 他家受粉、虫媒花、寿命1年、休眠性なし、嫌光性
採種時期
播種時期 9月初(11月定植)
育苗期間 50~60日
育苗 【圃場10㎡(苗数約 250 本) 育苗床 約 0.5 ㎡ 種子 約5ml】
条間6~8㎝ 深さ約5㎜ 種子間隔 1cm を目途にすじ播き
覆土は、種がかくれる程度
定植苗 苗を取る前日はたっぷり水をやり 根を切らないように苗取り
苗丈25cm 株元太さ6mm程度
株間15㎝ 深さ2~3㎝に浅く植え付け
苗は育苗日数50~55日の若苗で徒長していないもの
肥大目安 2020 4/27~( 泉州中甲高黄13.5H)
育苗剪葉 セルポット育苗の剪葉例 (2021追記)
葉切り 1回目 2回目 3回目
日数 30日 45日 選定前日
葉切り前 25cm 22cm 22cm
葉切り後 10cm 15cm 20cm
中晩生玉ねぎ栽培の基本(これまでの栽培から)
・12~2月の厳寒期に休眠させるよう休眠中の肥料、特に窒素分はほとんど必要なし。
・マルチを使う場合、元肥にはできたら緩効性肥料を用いる。(貧乏なのでムリ)
マルチで肥料が流失しにくいので、露地に比べて施肥量は1/2~1/3くらいの量で充分
・リン酸は全量を元肥で与えるが、
窒素とカリは生育に応じて元肥と追肥に分けたほうがコントロールしやすい。
・(仕方がないから)追肥は雪の上からでよい。
ただし窒素は低温期に与えすぎるとべと病などを誘発するので注意。
・休眠中の2月下旬までは窒素分は必要なし。
追肥は肥大が始まるころ(3月以降)の2月下旬~3月上旬。
・休眠期 必要以上に大きくなっていれば必ず抽苔を起す。早蒔き、大苗、早い定植、元肥の効きすぎは厳禁。
・トウ立ちは茎の直径が1cm以上に達した苗が10℃以下の低温に30日以上あうと花芽が分化する。
・植物体内のチッソが減少、肥切れ状態になると花芽分化しやすくなる。このため、秋まきタマネギでは花芽が分化するのを防止するため、1~2月に追肥をする。ベト病注意
・分球は直接的なストレス、肥料切れ、低温、乾燥など限界を超えた時に発生。
時系列 日付(播種からの日数)
播種 9/5 >約50日後 10/25~11/5定植目安
発芽 9/9(4)~
剪葉 10/6(31)
剪葉 10/19(44)
定植 10/31(56)
追肥 11/22(8m+2.5m)x40g※1回目の追肥を積雪直前に行う(2021)
苗測定 12月中旬に6mmの太さを目標 (予想外の大雪のため想定できず)
除雪 3/7(183)+もみ殻燻炭
追肥 3/12(8m+2.5m)x60g※2回目の追肥は3月上の積雪が落ち着いた頃に行う(2021)
肥大初 4/24(231)
消毒 5/3(240)
消毒 5/25(261)
消毒
抽苔率
倒伏 6/2(269)~
収穫
吸肥型 追肥コントロール
元肥量 70g/m 骨粉100g/m
追肥量 30g/m
---メモ---
今年は極寒のため春まき苗が成長せず。温床導入
春まきは1月播きで3月上に6mm強に
肥料の回数と量を再考