奈良県産イセヒカリ2012+高知県産黒米2012 栽培中 読者になる
イセヒカリ | 栽培地域 : 沖縄県 那覇市 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : 水田 | 栽培面積 : 3.3㎡ | 種から | 80株 |
作業日 : 2013-05-25 | 2013-04-23~32日目 | 25.6℃ 21.5℃ 湿度:81% 積算温度:754.0 ℃ |
イセヒカリ2012の陸稲移植第二弾
イセヒカリの苗は1週間ずつずらして、陸稲畑を開拓しつつ、移植という過程を繰り返し行った。たったひとりで、鍬や鋤、ショベルで脇を掘り返して畝に乗せ、牛糞堆肥や菜種かす、鶏糞、炭などとまぜて鋤き込み、最後に敷き藁を乗せていく作業がとてつもなく重労働だった。
第二弾はそのやり方も分かってきて、効率的に行えるようになったが、沖縄の5月の照り付ける太陽は非常に厳しく、日が沈む夕方からの作業にシフトしていった。
また畝が完成してEM希釈液を播き、敷き藁を敷いて地表面を乾かさないようにするのが大変だった上、雑草とくに白せんだん草の根が非常に多く、クチャ土壌の柔らかさと固さの日別変化が非常に作業を困難にした。
また単体の作物だけを植えると虫食いが発生したために、次回以降はレンゲソウやクローバーの種をコンパニオン・プランツとして播く予定だ。
一方、水田の方は、水深さえ維持できればほとんど手間なしになった。時々EM希釈液を入れたり、太陽電池でエアーポンプを動かし水田の中に空気を送りBODを高めたおかげで水生生物の繁殖がスムーズに行われた。稲も水中の酸素のおかげで根に空気がいきわたるそうだ。