我が家の黒王丸、実は柱サボテンの雷神閣に接ぎ木していた苗です。何でコイツに接ぎ木したか・・・黒王丸は自生地では白肌なのに栽培下では緑のサボになっちゃう。それがなぜか、まだわかっていないんです。この白肌、肌自体が白いんじゃなくて表皮の上に蝋質の物質が何重にも重なって白く見えてる感じです。では同じような白い蝋質をまとうサボに接ぎ木したら白くなる？なんて思ってやってみたんです。結果は・・・もちろんちゃんと緑のサボに育っています。そいつを接ぎ降ろししたのが写真2。去年ちょっと日焼けさせちゃいましたけど元気な苗です。そこで次の手、ミストメーカーの出番ってわけです。実際にやってみると・・蓋をしててると中がモヤってる感じですが開けるとすぐに散っちゃいますね。ある意味丁度いい。朝出かける前に蓋開ければその後は乾燥させられます。
それとは別で去年2月発芽の黒王丸がいるのでそいつも一緒にやってみましょうか。一緒に植わっているのは同じアカタマ砂漠のエリオシケ。ついでなので一緒に育てましょう。

接ぎ木黒王丸

降ろした後

実生苗