外気順化させる為に畑で管理していましたが、
此処最近は強風が吹くため、万が一の用心と苗を自宅管理に切り替え
強風の苗傷みを回避する事にしました。
4/28日に蒔いてから12日が経過し双葉の生長が充実すると本葉が出始めました
播種した作物の一般的な育苗ポイントは
発芽時点:種殻を土中で脱ぎ捨てて双葉が立っているかどうか
※双葉が持ち上がっても殻が取れない場合は
生育不良になる前に双葉を傷つけないように取り除きます
発芽後:双葉が揃って葉を広げている事
※不ぞろいの場合、種の不熟かストレスによる生育不良が懸念される為
経過を観察し、育苗断念か育苗後の定植の是非を判断します
生育期:双葉の生育が落ち着くと本葉が出始めますが
双葉に対して対角方向に対生(双生)するか片方が先に生長します
※本場の生長が双葉の大きさよりも劣る場合は、
根の生育にストレスが掛かり生長が停滞した可能性があり
正常な苗に比べ定植後の生育が極端に低下・停止します。
定植前:双葉より上に生える本葉が4~5枚揃った頃に
双葉がまだ枯れていない状態で定植できれば理想的です。
購入苗の選定方法
苗の選別が、その後のッ生長収穫に少なからずも影響があります
選定には次の事に注意
・蜂(ポット)底から出根の有無
・地上部の茎がふらふらしていたり、葉の広がる間隔が広すぎる(徒長)の有無
・双葉の有無や生育状態
・本葉の黄変・茎の折れ傷み病害虫の傷みなどの有無
苗は、ポットの状態で大きく生長している状態よりも少し幼いくらいが丁度善く
定植前に実際の栽培環境に順化させると、定職後の活着がスムーズになります。
写真の双葉に状態が育苗中のバターナッツ
本葉が出ているのは、それ以外のウリ科ですが
自然農法で自家採種を継続している種の発芽苗、
この中にはバターナッツの苗も1株含まれてます。
バターナッツの育苗(本葉出芽)