科学の進歩に予想外の壁が立ちはだかる・・・まあ、よくある事なんでしょうね。このサボタニ実験室でもよくある事。とは言う物の実際そうなるとやっぱりショックです。
サボテンなどの乾燥地帯の植物は種に濃度の異なる発芽抑制物質を持っている場合があります。種ごとに濃度が違うために一斉に発芽しない。一斉発芽してしまうと環境の変化ですべての種が無駄になってしまうかもしれない。そうならない様に発芽をばらつかせて生存率を高めているんです。でも低温で水に晒すと発芽抑制物質が流されて一斉に発芽しやすくなるんじゃないか・・・ってことでペットボトルに水入れて冷蔵庫の奥の方に入れていたんです。そろそろ種蒔きするか、なんて思って冷蔵庫から出してみたら・・・カビだらけ。うあーなんじゃこれ！って感じですね。たぶん種に残っていた果肉が原因なんでしょう。まあでもカビてるのは表面だけで種の中までカビが繁殖してる可能性は低い。なら・・・ティッシュの上に種乗せてカビを一粒ずつふき取って蒔いてみました。はあ・・・。もうこの時点で成功率相当低くなった気がします。そもそも一か月目で翠平丸を蒔いてだめだったんで2か月目でも一緒だろうな。ま、一週間待てば結果は出ますね。

翠平丸

白紅

蒔いた所