2年栽培してみたまとめ
・土の量は1株250リットルで2玉14kg収穫できる。150リットルだと足りない
無理をすると1株4玉30kg収穫できるが糖度が上がらない
・元肥は1株当たり200g、苦土石灰25g、骨粉25gでは油粕が若干不足しているように思われる
追肥は1株当たり8-8-8を大さじ山盛り2杯程度
・プランターの場合は90cmの一番大きい物(50リットル)で1株=1玉にすると5kg程度になる
プランターのほうが同量の土で多く収穫できるが乾燥しやすく水やりが面倒になる
夏場猛暑日の日当たりが良い場所では1日3回やらないと乾く
・日当たりは重要。西日までしっかり当たるほうが甘くなる
・土は通気性のよい培養土が良いが通気性が良い分だけ乾きやすくなり水やり頻度が増える
・蔓が急激に伸びているときは水分が十分あったほうが良い。「乾燥気味」は誤り
・種は早く蒔いても無駄。関東で4/15頃が良い
・収穫後1週間程度が賞味期限。長期放置すると種の周囲から粉っぽくなり種周囲の糖度が抜けてくる
ヘタが黒くなっているものは収穫から3日以上経過している
・ワライラズを敷くとウリハムシが寄ってこなくなる。光っているものが水面に見えるからではないかと思われる
ウリハムシは飛行能力が低く襲われると下に落ちて逃げるので下が水面であると襲われたときに逃げ道がなくなる
・放置栽培もできるが糖度を上げたいときは雑草はないほうが良い
大きく成長すると蔓を踏まずに雑草を抜くのは難しくなる
雑草が無いと巻きひげが巻き付く場所が無くなるので防草シートを敷いた上にワライラズなどを敷く必要がある
蔓が固定されないと風で裏返ったりする
・摘心は必要ない。たぶん成長をそろえるためのテクニックで収穫日がそろわないほうが都合が良い家庭菜園では無駄と思われる
・着果位置と糖度、大きさに特に相関は認められなかった
15節以降に着果させるというのは15節以上に雌花が咲く頃には十分株がおおきくなるのでその頃に着果させると良いという意味では無いかと思われる
・受粉日が分からないものについてはテニスボール大になった日の7日前を受粉日として積算温度を計算する
・積算温度950~1000度が収穫日
・7月初に蔓割れの症状が出ても問題ない。蔓割れ病と蔓割れの症状は別物ではないかと思う
・変形果は均等に肥大していかないため裂果することが多い。丸くなかったり上から見たとき3角形になっているものは摘果する
1株4個着果させて状態のよい物2果を残して他を摘果する
・13.5cmポットに種まきした場合、本葉5枚目が展開し始めた頃が植え付け適期になる
これ以上待つとポットの下側に根が巻いてしまう