近くのイタリアンさんで、青トマトの食べ方について聞いてきました。
まず、グリーンゼブラについては、全くご存知ありませんでした。(種苗屋さんの記載には、原産国アメリカとかフランスとかありましたので、イタリアではあまり見かけないのかもしれません)
私が以前、前菜でいただいたのは、青トマト。普通のトマトを青い時に収穫したものを言うそうです。青トマトは、酸味がつよくシャリシャリしていて、サラダに入れたりソテーして食べるのが定番らしいです。
イタリアでは、大量に出荷するため、少し青いうちに収穫するのが普通。青さの残るトマトをご近所にくばったりし、各々が青トマトで食べたり、熟成させて(太陽にあてるなど)赤くしてから食べたりするそうです。
《青トマトのソテーの作り方》
1、青トマトを半分、または、三分の一に、横にスライスします。
2、切った面を、オリーブオイルを軽くひいたフライパンで焼きます。
3、グラタン皿などに、オリーブオイルをひいて、(余力があればニンニクを塗ったり入れたりして)焼き目を上にして並べます。
4、上から、塩こしょうをして、(あればオレガノを散らして)、トースターやオーブンで焼きます。オレガノがあうそうです。
以上です。
大阪市西区 ナスコンディーノさんに教えていただきました。
青いトマトの青くささは、イタリアでは爽やかさ。赤いトマトとは違う食べ物と思って、酸味と爽やかさを是非楽しんでいただきたいそうです。
いろいろ調べてみますと、たしかに、青トマトには、トマチンという毒性があるようですが、じゃがいもの芽にあるソラニンに近いものだそうで、
花→葉→茎→未熟果→熟した青い果実→完熟果実
と、どんどんトマチンの量は減っていくそうです。
ま、梅もそうですね。虫にやられないように、若木が戦う術らしいです。
完熟果実でも、ゼロではありませんので、未熟果〜熟した青い果実のあたりで、摂取すると、なんだか胸ヤケが…となるのかもしれません。
一方で、最近は、毒性よりもトマチンの抗腫瘍活性、LDLコレステロール低下効果など、逆に良い効果についての報告があるそうです。(日本植物生理学会Q&Aみんなのひろばより)
イタリアの方は、熟した青い果実をきちんと見分けられるそうです。(そこが日本人には、慣れない習慣で難しいですよね…)
コワイなって方は、是非、完熟赤くなるちょっと前で、お試しされてはいかがでしょうか。
そんなこんなで、第一回、「美味しい野菜の食べ方についていろいろ聞く」でした〜
うーたんさん 2017-07-29 17:35:06
ちょっと前まで、トマトはけっこう青さの残る(そして少し固い)のが普通に売っていて、その青臭さが苦手という人が多かったと思います。
今は甘さ=おいしさみたいに言われることが多いのか、どれもこれも甘い甘いと宣伝されているような。。。
といううーたんもやはり甘いトマトのほうが好き。
グリーンゼブラも他のトマトと一緒に加熱してしまい、どれがどれだかわからない状態、今度こそ単体で素直にソテーして食べてみたいと思います。
オリーブさん 2017-07-29 18:10:07
ぜひぜひ、やってみてください。
ほんとにいやな感じなかったです。
て、自分でやってないんですけど(^◇^)