冬になって複式簿記講座のPCが開催されると通知が来たので、さっそく旦那を誘って勉強に行きました。

　普及所の方が用意してくれたPCには、すでに勘定科目が講座にセットされた農業簿記ソフトがインストールされていて受講の際の仕分けの領収書を実際に仕分けしていけるようになっていました。

　初めの勘定科目のセットなどはお手本となる別紙の書類を渡され、自分でソフトを買って仕分けする際はこの表を参考にしてできるようにしてくれました。

　現金の仕分け・買掛金の仕分け・売掛金の仕分けと大堂の仕分けを教えてもらい。ちょっと難しい減価償却資産・登録資産台帳などもわけがわからないままでしたが、一生懸命ついていってかろうじて触れておけたことは後で大変に役に立ったと思います。



　最後に普及所の方が教えてくれた言葉です↓

　「脱税は駄目なことですが、節税はどんどん勉強してやってください。こうやって複式で帳簿をつけることはお金の動きをしっかりと見ることができます。帳簿をつけることは大変ですが、申告時納税額があるという事は決して悪いことではありません。むしろ納税が発生するほど経営がいいという事だから、いい経営が出来ていると自信を持ってほしい。」


と、国に納める税額を抜け目なく見張る複式簿記には、その経営をしっかりと管理して節税もできる納税者側の利点もあることを教えてもらいました。


　この年はPCで複式帳簿を付けました。が、「農業簿記ソフト：10万円程」があまりに高額だったので買う事が出来ず・・・家電屋さんで売っていた「青色申告ソフト：3000円程」を買って、勘定科目の入力をし直して使用しました。青色申告ソフトでも仕分けの仕方はほぼ同じでつけることが出来ましたが、最後の確定申告書類の出力方式が一般様式になっていたので、最終の計算は自分で農業用に集計を出してやる手間がありました。