実験を含めると5回目の栽培が始まりましたが、初めの課題は、発芽率の向上です。
以前の失敗を教訓にして、今年の発芽に挑戦しましたが、未だ「確率」には程遠い感じです。
1、播く時期 2、種まき用土 3、種を水に浸す時間と水温(室温)4、水やりの間隔 などなど。
今までの経験から感じたことを記録しておきたいと思います。
八升豆は吸水性にばらつきがあり、早い物は水に浸し始めて5~6時間、遅い物は5日~6日浸し続けないと膨らみません。
膨らまないうちに植え付けても、ほとんど発芽しません。
十分水を吸って大きく膨らんだ種を10Cmポットに頭が出るくらいに播きます。
用土については、吸水性、保水性、水はけを考慮して、「赤玉土(小粒)」2、「鹿沼壌(細粒)」1、「ココナツ繊維」0.5とし、
ポット底部には完熟の「馬糞堆肥」を入れておきます。
予め用土に十分水を吸わせ、播き、さらに十分水を掛けます。
昼間の気温25度程度、夜は15度程度、湿度50%程度の環境で管理し、1週間~10日ほどで、発芽します。
この間、用土の表面が乾いてから、たっぷり水やりします。
芽が出たら、ハウスに2重にビニールを張り、夜間は10℃程度が確保できる環境で管理します。
種まきの時期は、栽培する地方によって異なりますが、北関東の那須では5月初旬に植え付けることを前提に1月から1月半前には種をまきます。
生育状況