kappaさんのお庭 栽培中 読者になる
その他-品種不明 | 栽培地域 : 茨城県 つくばみらい市 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 1人 |
栽培環境 : 庭 | 栽培面積 : 33㎡ | 挿し木、接ぎ木等 | 1株 |
作業日 : 2019-08-28 | 2019-05-12~108日目 | 27.9℃ 21.7℃ 湿度:89% 積算温度:2501.6 ℃ |
無農薬栽培に AJメッシュシート
暑い夏。へばっているのは人だけで、花も野菜も害虫もみんな元気に生育中。この時期に無農薬で葉物やアブラナ科野菜を作るには、防虫ネットが欠かせない。
しかしこのこの防虫ネット、目の細かさで防げる虫の種類が違ってくる。
一般的に売られている1mm目のものは、蝶・蛾・カメムシのような比較的大きい昆虫は防げるが、キスジノミハムシは防げないので、苗が小さいうちに葉を穴だらけにされてしまう。
これを0.6mm目にすると、キスジノミハムシもかなり防げるので、ウチではベビーリーフのプランターに0.6mmのネットを使っている。
因みにどちらもアブラムシの幼虫は通過できるので、これまでの防虫ネットではアブラムシは防げず、見つけたら蔓延る前に手で潰すしかない。防虫ネットに銀糸が入っていても、地上から侵入するアブラムシには効果がない。
そこで目合い0.25mmのネットを試してみた。数年前から出回っているもので、商品名はAJメッシュシート。7月下旬にメロンを栽培していた畝が空き、9月のイチゴの準備まで1ヶ月半あるので、メロン撤収後すぐに耕起・施肥・畝立てし、2週間後にコマツナとリーフレタス(炒チャオと美味タス)の苗を植え付けた。
初収穫は定植の17日後。写真のように生育は順調で、虫の被害が全くない綺麗なコマツナが採れた。リーフレタスの方も数日遅れて収穫開始。こちらも綺麗な状態で、目の細かいネットの効果は大きかった。
ただ、目が細かい分風通しが悪くなり、トンネル内の温度はかなり上がるようで、収穫したコマツナはやや徒長気味。高温に弱いレタスは、19株中4株が定植後数日で枯れてしまった。苗が小さいうちは、遮光してやった方が良さそうだ。
このようなデメリットはあるものの防虫効果は優れており、真夏に無農薬で葉物野菜が採れるのは嬉しい。先日定植したキャベツとブロッコリーの畝にもこのシートを掛けることにした。後は値段がもう少し安くなれば良いのだが・・・
AJメッシュシートを掛けてリーフレタスとコマツナを栽培
トンネル内の様子
キャベツとブロッコリーにも使ってみる