今日PNマーケットの存在に初めて気が付きました！！！！
ここで販売することができるんですね。
詳しく見てないけど手数料とかどうなっているのかな。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



柿畑は富有柿のみになりました。
１２月から剪定を始めます。


【太秋柿】を育てている人か育てたい人しか興味のない内容になります！！！

現在柿畑には次郎・太秋・甘秋・富有・陽豊・麗玉の柿を栽培しています。
もう少し植える場所があるので太秋や麗玉を増やす為、新たに植えたり接いでいます。
全部で８０〜９０本くらいになると思います。




今日で太秋を１６本全部植え終わりました。

早朝の作業から開放されます(^^)
が、これから落ち葉拾いと剪定と枝の処分が始まります…。
落葉病を防ぐために落ち葉や死枝を集めて焼却するか近くにあるゴミ受付施設に持っていきます。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

【太秋の剪定方法】


雌花だけの２０〜３０cmの結果母枝が１番良い枝なので残して、５０cm間隔ずつ結果母枝を左右に残していきます。

太秋は樹勢を強く保つ剪定をします。
基本は他の柿と同じ間引き剪定です。
違うところは、樹勢が弱ると雄花が増えるので雄花をとりあえず剪定します。
雄花の枝は毛みたいなゴチョゴチョっとしたものがついているのですぐ見分けがつきます。
しかし、結果母子の元に雄花がありその先端に雌花がついていることが多く雌花だけの結果母子を残すのは困難です。
その為、残したい間隔の場所に雄花の枝がある場合は【不定芽の新梢】を出す作業が重要です。

４月まで雄花の枝を残したままにして、４月になって雄花蕾を確認後に枝元を１〜２cm残して切れば６〜７月頃にそこから不定芽の新梢が伸びてくるので、新梢の１０枚葉を残して摘心します。
そうすると摘心したその新梢から数本雌花の結果母子が出てきます。
このようにして雄花の枝を雌花の枝にかえることができるので、残せるいい雌花の結果母子がなければこのような作業が必要です。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ここまでが毎年実をならせて食べられる方法ですが、難しいと思えば１年ごとに強い切り返しせん定を行い、収穫と樹勢の回復を１年ごとに繰り返すのがいいです。


太秋は上に伸びやすく(強い枝にいい雌花がつくので)樹形を作るのが難しいですが、平棚栽培だと雌花が増えて収穫が多くなります。

こんな感じで太秋の剪定をするのが理想です。



実が沢山できても１つ５００gを超えて普通の柿の２倍近くのサイズになるものもあるので枝吊りなどで支えたりと、他の品種の柿より手がかかりますが、高級柿なので育てる楽しみもその分大きいと思います。

赤丸の雄花の上に雌花。これが多い。

青丸の雌花はとても良いので残す。

今朝の柿畑。葉も半分くらい落ちた。