店頭でトマトやスイカ、メロンに表示されている『糖度』。
一般的に、Brix=糖度として扱われてるが、果汁では糖度=甘さを表す値ではない。
Brixは、溶けている全てのエキスをショ糖に換算しているのがその理由。
たとえば、レモン果汁みたいに糖度が高くても酸度が高いと甘くないし、果汁にはショ糖だけではなく甘味度の異なる果糖やブドウ糖が含まれているから、絶対的な甘さを提示している訳じゃない。
糖度が高いということはエキスが濃いということで、トマトや果物の場合、糖度は甘さの目安になる。
よく見るBrix計は屈折式の単眼鏡タイプだけど、これはデジタルで測定するやつ。写真は高性能なPAL-Sで高価だけど、家庭ならばPAL-1で十分。つっても22,500円もするけど・・・
小型、防水、短時間に数値で表示されるからとても便利なんだけど、最初に水でゼロ合わせしないといけないし、菜園での使用は単眼鏡タイプの方が便利かな、という印象。
連続で測定する場合は、デジタルの方が圧倒的に早い。
もともと醸造所や洋菓子で使う器具なので、お菓子やジャムをよく作るヒトならば、一台あってもいいと思う。
撮影させてもらっただけで、もってない(@@;)