サツマイモを植えておよそ50日、ネットなどで情報収集をするにつけ、出だしが間違っていたことが判明してきました。
それは…
・暑さや水が少なめでもサツマイモは大丈夫。
・ただ芋がつきやすいのは水はけの良い土壌。
・芋がつくだけの地中にスペースがあること。
・つるボケさせないようなカリ分の高い施肥が必要なこと。
・つる返ししないとダメ、とか。
なんたって予備知識ないまま、土づくりせず、畝すら作らず、とりあえず挿したつる苗が育っているだけのホッタラカシ農法。
このサツマイモコーナーは駐車場わきの小さなスペース(塀際に植栽を入れようとして何もせずほったらかしにしてあった場所)は実はブロック塀が倒れないように地上の塀のラインより地中にコンクリートの根の部分が頑丈に染み込ませてあって、一見土に見える部分でも地中は意外と土の部分が少ないんです。
これでは芋が出来るスペースも無いんではなかろうかと。
さらに土を足していない低い状態のままなので舗装された駐車場の雨水も流れ込んで水はけも悪い。
こんな基本中の基本が出来ていないのが気がかりで気がかりで。
そんなわけで梅雨の真っただ中…
改善するなら夏を迎える前にするしかないし、これでダメになったら仕方ない…ということで意を決して土足ししての植え直しを決行しました。
梅雨時ではあるけれど気温も結構高いし、時間との闘いです。
根っこを切らないように出来るだけ深くスコップを入れて土ごと持ち上げるように、一本一本苗を抜いてゆきます。
写真撮れなかったけど、おかげでサツマイモの秘密が少しわかりました。
つる苗の茎の下の地中に挿した節の部分から、白いひげのような根っこが縦横方向の広い範囲に根を下ろしていること。
そして茎や芋と同じピンク色の根が数本伸びていておそらくそれが芋のつく根であること。
事実、そのピンク色の根の一部分が少しだけ太くなっていて、将来の芋になるんだろうという部分を見ることができました。
特にこのピンク色の根を傷つけないようにの作業ですが、それでもだいぶ負担をかけてしまったはず。
いったん抜いた苗の根には暫定で土をかけておいて、全部抜かれた芋スペースには、栄養分少な目の畑の土に、赤玉土と少量の腐葉土と牛糞、カリ肥料と苦土石灰を混ぜて畝が作れるくらいに土を増量。
ちょっとカリ分が過多かもしれないけど良く混ぜておきました。
さらに、つる返しが必要ないよう、育ったつるは駐車場のコンクリート方面に伸ばすように短い畝に一株ずつ植えることにしました。
もののついでに、日当たりの悪い塀の内側に植えていた小さめの苗も場所をコンバートしてみました。
でっちもっちでっちもっちしながら根っこを扱ったので結構乾いてしまったのと、なかなかうまく土に埋められずピンクの根がダメになってしまったかもしれないのが悩みですが、とりあえずは再々植えつけ終了。
なんとかまずは苗が元気に復活することが目下の目標。
もちろん収穫できると嬉しいな。
11月くらいまでドキドキは続きます。