成長は遅い。ネットで調べたとおりだった。でもちょっとずつ変化はしているのでそれがすごく楽しみだった。
昨年9月に初めて種を蒔いて、11月には室内フレームを作成。そこで加温をしながら育てていた。ネットで調べてみたら「半年から1年は加湿状態で育てる」と出ている。なのでパットにふたをして常時湿った状態で育てていた。やっと半年が過ぎたので素焼き鉢に移植。
発芽からここまで、ちょっとずつ変化するのがうれしくて夜、机に持ってきて眺める、なんてことをよくやっていました。その際パットをひっくり返してしまい小型の塵取りで集めて苗を拾い上げて植えつける、という感じになってしまった事が何回かありました。この時に一部の苗が机の後ろに落ちて半年後に見つかり、それが普通に育つことから「発芽半年から1年は加湿状態でそだてる」という「ネットで調べたサボテンの常識」に疑問符が付き始めたのです。サボテンは一度十分に吸水すると乾燥させてもすぐに枯れる、という事はなくなります。半年、一年も加湿状態にする、というのはサボテン本来の成長には必要ないのではないか、そう思うようになりました。

発芽半年