最初に開花してできた実が５ミリ程になった。
粒を間引いて、一房で４０粒ほどにする。

無農薬で育てていると毎日のパトロールは欠かせない。
つぼみのうちに台所ネットをかぶせる。
葉裏についた虫の卵を払い落とす。
争奪戦だ。虫は卵から出てきた瞬間から食べ始めるのである。
幼虫を発見したら捕殺。
いない時は肩透かしをくらったような気分になる。

こうなると、安心して食べるために無農薬栽培するのか、虫との攻防の醍醐味のために無農薬栽培するのか、自分でもわからなくなる時があるが、決して殺生が好きなわけではない。
大事な植物を自らの手で守りきったという、小さい庭ならではの大きな達成感が得られるのである。

摘粒後　この後に袋かけ

ネットに包まれた蕾