※「北軽井沢の風」のノートで2017年12月23日ページでも軽く触れましたが、沢山の方と関わっていく中で工房が作られていけたらと言う思いから「農産物加工処・工房okatte」ノートを作りました。



　「自分の育てた作物を自分の手元で加工して何か美味しい食べ物を作ってみたい！」
と、思ったのが農産物加工処としての工房okatteを始めるきっかけでした。

　もちろん初めは思っただけです。


　なぜって、、、。
「無理無理！何をどうしていくのかわからないし、お金ないし、自分がどこまでやりたいのかもよくわからないし、生活のために農業していくのですらどうなるやらで。。。」


　て、いろいろな想い・気持ち・考えが絡まって～もやもやとした霞のむこうでハッキリしていませんでした。




　農業に初めてふれたのはもう15年以上前だったかな～。
農業に就いて～、農家になって～、おかって菜園(家庭菜園)を初めて～、色々な作物を育ててみたいと思うようになって～、育てた作物をちゃんと自分の手で食べてあげれるようになりたい！と思った時にだんだんと気持ちが固まってきました。

　その間に出会えた人にも相当な影響を受けて、自分の気持ちを整理して～自分の想いを怖がらずに見つめてあげられるようになってきた時、改めて強く

　「やっぱり、工房がほしい！」

と思った。


　と同時に、リアルにお金のことを考えた。
どこまでならやれるかな？どうやって用立てるか？
～やっぱり無理か・・・。
　いやいや待てよ、んじゃ現実問題いくらあればできるんだ？
いっそこのまま今の台所があれば十分なのでは？私がやりたいと思うことはどのくらいの規模？っていうより限界から逆算して考えれば・・・自分一人でやりくりできる物理的範囲ってそんなでかくないよな。

　ちょこっとだけど、ちゃんとやってみたい！
だけどそれを商売にしていけるか？と言えば。果てしなく無理な気もしてくるし、、、家族をどうやって説得する？
　
　などと、お金と自分の想いを行き来しては～振り出しに戻り～を繰り返して。

徐々に家族にも話をして相談し、イメージを共有して～誘い込むように～一緒に夢を見させ～だんだんとその気にさせ！

いざ最後の説得・・・
　「実際問題、夏の野菜の売り上げは毎年不安定・・・きっと後にも先にも私が工房を始められるのは今だけ～商売としては上手くいかないかもしれないことは十分理解している。
　でも、現状このままの体制では農家としてもどうなるかわからないでしょ？毎年シーズンだけバイトさんを募集しているけど、バイトさんたちとも工房があればもっともっと深く楽しく関わっていけるんじゃない？

　この投資をしたら、私はもっと頑張れる！いや！今までのおとー＆旦那の借金と違って自分の為だもの！気持ちが違う、今まで以上にバリバリ働きます！やらせてください。絶対に失敗しない約束は出来ないけど、悪いようにはしないからよろしくお付き合い願います。」






とまぁ～、ざっくりとこんな流れで？(ちょっと盛った節もあるかな☆)
ただいま工房を建設中でございます！

　母方の叔父様が大工さんなので頼りにさせていただいています。まだまだ寒い時季からでしたが土台を請け負って下さった今井工務店様、本当に有難うございます。
　これから内装や配管と、私にとって初めてのことは沢山の専門職の方に支えられて順調に進んでいくと思われます。

　いろいろな方に支えられているのだな～と、改めて工房をやる意義を深く見つめるのです。

　何も持っていない自分ですが、ちゃんと形にしてお返ししていけるかプレッシャーを感じるのであります。

　深呼吸して、やれる事から焦らずに頑張ります☆


次回からのノートはもう少し気楽な感じに出来ればと思います♪

2018年1月28日

2018年2月19日

2018年2月25日