ゴールドフィンガーはほぼもう食べられる。酸味が残るこの五日ほどが一番自分の好みに合う。
ところで、剪定。剪定は手の届くところである限り、まだ楽なのだが、今日は面倒な作業をした。
太い枝を二階のベランダの手すりみたいなところとロープで結ぶ作業(誘引)。当然手助けするひともいなくて、かなり疲れた。引っ張りあげるべき部分は南天と絡まっているので軽く20キロはあるはず。南天はつるが引っ掛かるのに役立っており、切ることができない。雨で重量がかさんでいるのか、ぶどうと南天の木全体がかたく、重くなっている。しかも、枝葉がかなり路面に出ている。この雨でかなり重くなるのは予想できなくはなかったが、湾曲し、やばくなっていた。ここで折れたらこのゴールドフィンガーはほとんど終わりだ。
一時間近くかけて一応なんとか作業は終えたが、とはいっても、完全に直ったのかといえばそれには程遠い出来。冬にもう一度切り戻す必要がある。
次は薬剤散布。(たぶん)この三日ほどの雨で黒とう病になった枝を発見した。このままだときっとまずいので、九日に散布したばかりのストロビーフロアブルも効いてはいるんだろうけど、今日はオンリーワンフロアブルを散布した。これは収穫前日にも使えるらしい。なお、他のぶどう、なし、ミラベル、レーヌクロードにも散布した。