今度は箱罠に入ったらしいが、踏み板が作動しなかった。前足だけでねこエサの入った容器を引っ張って奪ったようだ。あのアライグマは二日前に箱罠に入って扉も閉まったのにストッパーを捻じ曲げ、扉をこじ開けることで脱走していたのだが、もう警戒して近寄らないんじゃないかと思ってた。だからぶどうの木に上れないよう、ベランダに上れないようにする手立てのほうが先決かと、木に上る時に肉球に刺さるチクチクベルト（金属のトゲがついていて幹に巻きつける仕様の防除グッズ）というものを昨日はネットで発注したんだが。やつは箱罠の中に入ることはしたみたいで箱罠で捕獲できる可能性はまだある。ねこエサはふんだんにあるんでまた固定することになるが。ネオジウム（強い磁石）を箱罠の外に五個ほど容器の内側に三個ほど置いて楽には取れなくしたつもりだったが、やつは、後ろ足は踏み板のところまでいかず（要は、前足だけで強く引っ張り）磁石の強さに前足のみで勝ったみたい。しかもこれまたあろうことか箱罠を立てた状態（入り口を天の方向）にしやがって逃げてる。箱罠をこんなふうに立てることで、忍者のように踏み板のある面以外を伝って容器を奪ったのか？そんなに賢いやつなのか？「踏み板を踏む＝扉が閉まる唯一の原因」というのを、構造的に理解してないとできない芸当だ。賢すぎる。もう箱罠が動かないように、かなり重いものを上に乗っけるしかない。また、ねこエサを入れる容器も絶対に持っていかれないよう、さらに強く固定する何かが要る。
だいたい、この箱罠は踏み板からエサまでの距離がとにかく近すぎるダメな構造。こんなもんは自分で変えることができるようになってほしいもんだ。当初から心配していたダメ要素がいつもやつに有利に働いてる