「消毒」という言い方はアレだが、そこは気にしない。
とよのかとアイベリーにうどん粉病が発生していた。蜜香にも出ていたうどん粉病、異状が見られたときはなんでもそうだがとくに病変トラブルは初期に手立てをすべきである。
すべきであるといいながら、自分はすっかり怠けていた。で、家族が以前フマキラーのカダンセーフというのを買ってきていたのを思い出し、スプレーをかけてみた。食品成分(ヤシ油とでんぷん)由来のソルビタン脂肪酸エステルという物質が、病のもとたる菌や害虫(アブラムシなど)に膜をはって退治するそうだ。皮膚呼吸できなくして弱らせるのか?ワックスみたいなものか?
野菜にも直前まで使え、使用回数にも制限がないので安全でよい。ただ、アブラムシにかけてみたところ、性質上、一撃では効果がでないような気がした。
で、次に念のため、台所や風呂でカビとりに使う塩素系漂白剤(ハイターなど)を使ってみることにした。もちろん薄めて使うのだが効果を高めるには濃いほうがよい。ただ、濃すぎると強アルカリでやけてしまうのでネットでみた記事を参考に薄め液を作る。
ブログを閲覧すると、思ったよりたくさんの関連記事が存在しているのがわかる。みんな素人だからか、お互いの記事を参考にしたり更にいろいろ実験してみたりしながら効果ありと思ったのを発表しているようだ。
で、私は今回、水500mlに対して塩素系漂白剤1mlの濃さ(これだけ薄めるとにおいはほとんどしない。指をつけていてもぬるぬるしてこない。いや、ずっと漬けていたらするかも)で作ってみた。これを太筆につけて患部に塗ったり、小皿に入れて数秒間漬けたりする。塩素がつくことで実が食べられなくなるのでは無意味なので、この濃度は味を悪くしないレベルなのだろうと信じている。
しかしこんなのでうどん粉病が絶えるのか?結果は明日あたりにわかるかと思う。
ちなみにうどん粉病はカビのくせに普通のイメージとは違って晴れた日に出やすいとか。晴れていると胞子が飛散してすぐに病変が出やすいということかな。
写真ではよくわからないが、うどんこ病になっている。