ヘーゼルナッツ4種 栽培中 読者になる
ヘーゼルナッツ-品種不明 | 栽培地域 : 京都府 相楽郡精華町 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 8人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 6株 |
作業日 : 2015-09-15 | 2015-08-05~41日目 | 28.5℃ 17.5℃ 湿度:61% 積算温度:1104.5 ℃ |
食べたりまいたり保存したり
昨夜は植物園で拾ってきたヘーゼルナッツを食べてみた。専用品がないので鬼殻はウォーターポンププライヤーを使って割る。このナッツは小さいのできれいに中が取り出しにくい。天津甘栗の半分くらいの大きさかな。
渋皮はゆで水に重曹を入れておくと簡単に剥けるらしいが、今回は重曹がないので真水でゆでる。沸騰後10分近くゆでて取り出し、あとはフライパンで弱火で炒る。フライパンにはオーブンシートを広げる。脂分が多いので油断ならないのだ。炒めるうちに湿り気が完全になくなるとパチパチとはぜだす。そうなると完成。20分くらいで終了する。
食べてみるとわずかに甘い。塩ゆですると塩からくなりそうだったので何も足さなかったが、ほんの少し入れてもよかったのかな?
香りがただようわけでもないので乾燥ヘーゼルナッツとの味の違いはそれほど大きくはないが、甘みがあるのはたしかだ。また、鬼殻を割るときにいかにもナッツという感じの脂が出るものがあるのは発見だ。栗とはだいぶ違う。
で、今回は実生を育てることに興味があったので今日は早速そちらの作業もした。
まずは、まくべきヘーゼルナッツの状態をタイプわけする。今回は、
A:鬼殻がついた落果時の状態そのままのもの、
B:鬼殻にひびを入れたもの、
C:鬼殻を半分に割ってボート状になったところにむき実が乗っかったもの、
D:完全にむいた実(渋皮はついている)
を各10個ほど用意した。
この半分(つまりAからDの各5個ずつ)は湿らせたパーライトと混ぜ、ビニル袋に入れて冷蔵庫へ保存する。よくある休眠状態にするためだ。
もう半分のほうは、黒ビニルポットに植えてみた。用土は清潔さを優先してやはりパーライトを使った。
自分の予想ではボート群とむき実群が発芽しそう。ひび割れ群はどうかな?カビなければいいが。鬼殻が完全についたままのやつは難しいかもしれない。聞くところによるとどんぐりというものは、落果後に完全に乾燥してしまうと発芽能力がなくなるそうな。だから持ち帰ってから水に浸すなどしていたわけだが、それでもいくつかはすでにダメだったろう。鬼殻がついていると水分の吸収がままならない。だからダメなのではと考えている。もしこういうものでも発芽するならば、植物園のヘーゼルナッツ周りにはもっとたくさんの幼苗が出ていたはずだ。これは検証ですな。
水に浸しておき、鬼殻を割り、ゆで、炒める
右:鬼殻を薄く削ったり、左:むき実にしたり、下:ひびを入れたりする
冷蔵庫で保存したり、土にまいたり、ビニルポットにまく
ぽたさん 2015-09-15 23:46:44
ぉ〜(`・ω・´)シャキーン♪
オモロ〜な実験が始まった!
しろちゃんさん 2015-09-16 22:16:02
拾ってきた実なので芽が一つでも出てくれたら儲けものって感じですが、ヘーゼルナッツの実生資料は日本にはあまりなさそうだし試してみます(^^)