100均の8号プラ鉢に、コクうま赤とオレンジをそれぞれ植え替え(移植)した。この鉢、底穴があまりに少なくて普通の市販培養土で栽培するなら到底ダメだ。パッションフルーツやジャスミンのように、葉っぱがアホほど多くて蒸散しまくる植物ならバランスが取れるかもしれないが、今回植えつけるコクうまはいずれもまだ葉っぱが少なく、この底穴の数だと根腐れ方向へ傾きそうでいけない。たとえ、鉢底石を置いて、用土が穴を塞ぐのを避けようとしてもこれではダメだろう。
それで、また面倒くさいことにハンダごてで底穴をたくさん設けることにした。ハンダごてはプラスチックが相手だと実によく溶かすことができる。ドリルやガスコンロで熱した太釘なんかでも、底穴を設けるのはできなくはないが、ハンダごてのほうがあっという間で便利だと思う。
これに、乾き気味の状態が実現できるような配合の土を入れて植えつけた(移植した)。今回は赤玉土、バーミキュライト、パーライトが2割、よくある培養土が3割ほど、残りは化成肥料やらバイドロボール、ゼオライトを混ぜている。
肥料は、こくうまのタグ裏に書かれた栽培の仕方によると、トマトは栽培初期には多肥を嫌うそうな。おそらくつるぼけになるのだろう。でもその量がイマイチわかりづらいので、マグァンプ系のやつと、有機石灰、マグネシウム系のやつ、あと微量元素のいろいろ合わさった粒状肥料を適当に配合して均等に混ぜた。
ちょっと多かったかも、、。もし花がなかなか咲かないとするなら多肥のせいかもしれない。そもそもこのトマトが豊産性かどうかはわからないのだが。
なお、ビニルポットから出すと根は割とよく回っていた。ほぐしてから植えつけるべきかいつも迷うのだが、今回はそのままにした。