ボイセンベリー 栽培中 読者になる
ボイセンベリー-品種不明 | 栽培地域 : 京都府 相楽郡精華町 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.2㎡ | 苗から | 1株 |
作業日 : 2015-12-11 | 2013-12-24~717日目 | 18.9℃ 11.5℃ 湿度:79% 積算温度:11523.1 ℃ |
取り木で増殖中
ボイセンベリーは数あるベリーの中でもとりわけ取り木しやすいのかな。とにかくシュートはあまり枝分かれせずに長く伸び、高さ1メートル以内でほふくしだす。シュートの先は湿り気のあるところへいつの間にか伸びていき、気がつけば根を張っている。万一ほとんど土のないところへ根を出し始めても、シュートはしなるので動かしやすい。栽培者の考える場所へ移すなり、新たに鉢をあてがってやるなりして根が十分に広がるようにすれば簡単に取り木が手に入る。
考えてみると今年もシュートを取り木要員にしすぎたので、来春花芽になってくれるところがあまりない。取り木を作るために地面を目指してシュートが伸びるのを許すと、土に潜り、根が伸びるまで待たないといけない。
冬に発根を確認できても、元株から独立させるのは来夏とするのが一般的らしくまだ簡単には剪定できない。剪定できないから、シュートから新たな枝が分岐しない。そのために収穫数が制限されるというわけなのだ。
前年取り木したものからも取り木用のシュートが出てしまうので、本当は思い切って秋口あたりで剪定したほうがよいのだろう。
左下がオリジナルの株。他は取り木。